腹立たしくもあり、空しくもある

私は大学時代、マイナーながらも細々と活動を続けている体育会系のサークルに所属していました。
同期は人数が少なかったからか仲が良く、よく集まっては飲みに行くような間柄でした。

そんな私たちも学年が進み、サークルを取りまとめる学年となりました。
そこで主将となったのが同期のMくん。笑顔がかわいらしく、誰からも好かれるような性格の人物でした。
Mくんには当時年上の彼女がいました。
喧嘩が絶えないながらも、お互いのことを思い合っている、そんな印象を受けた記憶があります。

そんなある日、Mくんが別れたということを人づてに聞きました。
やはり喧嘩が絶えないことに嫌気がさしたのかと思ったのですが、とにかくそんなMくんを励まそうと同期で飲み会が企画されました。
飲み会は滞りなくすみ、帰るときMくんから私に飲み直しのお誘いがかかりました。
後は2人で飲んで、そのままの流れで一線を越えました。
その後、Mくんの家にご飯を作りに行ったり、ケーキを一緒に食べたりとカップル同然の付き合いをしました。

しかし後日、実はMくんは別れておらず、未だに関係が続いているということを同期の女友達から知りました。
あの時は喧嘩がひどく、別れ話も出たらしいのですが結局別れずそのままの関係に収まっていたのだそうです。
問い詰めたところ、「そういうことだから」と言われて距離をとられ、サークルもいずらくなって私から離れました。

あの時の私はいったい何だったんだろうと絶望しました。
結局はその時のさみしさを紛らわせる相手が欲しかったのでしょう。
「好きだ」と言われていましたが、結局私は浮気相手でしかなく、彼女が本命だったのでしょう。
思いだすだけでも腹立たしいですし、空しいです。